ロボットと愉快な仲間達
知能機械システム研究室は2005年4月にスタートした研究室です.
自分の子供たちがかわいくてしょうがない教員1名と,頼りになる大学院生及びがんばるけど少し抜けている学部生で 楽しく研究しています.
知能機械システム研究室では,計算機に人間の視覚に相当する機能を持たせるための技術, すなわち「コンピュータビジョン」技術を利用したシステムの開発・研究を行っています.
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※研究室配属前の3FR生からのいくつかの疑問に回答
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知能機械システム研究室は2005年4月にスタートした研究室です.
自分の子供たちがかわいくてしょうがない教員1名と,頼りになる大学院生及びがんばるけど少し抜けている学部生で 楽しく研究しています.
知能機械システム研究室では,計算機に人間の視覚に相当する機能を持たせるための技術, すなわち「コンピュータビジョン」技術を利用したシステムの開発・研究を行っています.
本研究室では知能機械システムという分野について,特に人間を含む周囲の環境と積極的にインタラクションしてタスクを実行する知能ロボットを研究対象とします.ロボット技術と一口に言ってもその関連する分野は多岐に渡ります.例えば…
どうでしょうか?沢山ありますね.このように列挙してしまうと,「ゲッ,とても自分には無理」と思うかもしれません. でも,全てを最初から学ぶ必要はありません.必要に迫られて努力すれば何とかなるものです.
(だいたい,指導する教員もこれらの技術全てに精通しているわけではありません.当たり前ですが,大学教員は万能ではありません.ある研究テーマの細部に最も詳しいのはその研究に実際従事している学生自身であるべきなのです.)
赤字で書いた部分は,配属学生全員が卒業論文・修士論文を最終的に執筆する段階において習得しているであろう技術です.就職活動におけるアピールにもつながり,また,就職後も何らかの形で役立つでしょう.
その他の部分は,扱う研究対象に応じて身につける技術です.これらのうちどれだけの技術を学習できるかは本人の努力次第でしょう.強制はしません.どの分野を扱うかについては,できるだけ学生の希望を考慮したいと考えています.
更に本研究室では,これらの要素技術に加えて,「そもそもなぜこれを研究する意味があるのか」「なぜこの方法論(部品,物理法則,アルゴリズム,…)を採用するのか」「この実験結果は研究目的にどのように対応するのか」といった思考のできるエンジニアを育成したいと考えています.
…と偉そうに書いていますが,これも本人の努力次第です.教員が指導するというより,助けとなれば,と考えています.取りあえず,卒業論文発表会では以下の内容の質問には「待ってました!」とばかりに回答できるようになって欲しいものです.これは学会発表においても質問者が常に念頭において質問してくる事柄です.意地悪ではなく,むしろ易しい(優しい?)質問なのです.
またまた偉そうになってしまいましたが,私も学生時代に恩師に散々指導された内容です.今でもどれだけ守れているか? 自戒の意味を込めて掲載しておきます.
学生諸君に強く期待したいもののは,「意欲」「知的好奇心」です.これまで分からなかったものを明らかにしてみようという強い興味をもって研究を行うことは,良い研究成果につながるのと同時に,自らの能力向上に繋がります.
学部3年間,のんびりを過ごしていまい,成績がイマイチ,という人も「やる気」さえあれば何とかなるものです.研究上の必要に迫られて学習するにつれ,過去に学んだ理論はこういった部分に応用できるのか,と分かってきます.すると俄然意欲が湧く,ということもありえます.
また,卒業研究で配属される学生諸君には,是非とも大学院への進学も考えて欲しいです.なにがしかのまとまった研究テーマにしっかり取り組み,そこから技術なり能力なりを獲得するには,1年では足りないのではないかと考えるからです.
本研究室では人間の生活を安全・快適にする,役立つロボット技術の開発を目指します.自分の能力を鍛え上げようという意志を持った学生さんにとって,本研究室での日々は楽しく,有意義なものとなるに違いないと思っています.たとえ成果があがらなくても,また,将来ロボットにかかわらなくても,あのこうるさい教員の下でよく我慢したな,頑張ったなと思えれば良い思い出になるでしょうし,また研究手法・発表技術は他の分野にも応用できると考えます.
せっかくの大学生活,遊びばかりではなく,研究生活の一連の流れを体験してみませんか?
ロボットだけではなく,自らの「知能・知識・技能」にも磨きをかけましょう!
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